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借地物件での見落とし

藤居 琢也 2025.01.31

軌跡

 

本日はT様にご検討頂いている物件の最終調査で発覚した胃の痛い出来事があった日。初めてご内見頂いたのは昨年11月の事。借地物件であるものの、T様のご希望エリア内かつフルリノベーションを考えた時にギリギリご予算に収まるお部屋であり、これまでフルリノベーション費用の設計とお見積もりを入念に行われてこられた。借地物件の場合、地主の承諾書が得られなければ住宅ローンを利用できる可能性がかなり小さくなる。

 

ただ、本物件の場合は地権者の管理会社より手数料さえ支払えば譲渡承諾書を発行していただけるとのお話であり、口頭確認だったが地主との賃貸借契約書もあると伺っていた。それを前提として住宅ローンの事前審査も昨年末に承認がおり、先々週にはお部屋の詳細な採寸の為に工務店の方と共に再内見を行なって頂いていた。ただ、すぐにお申込みとはならず、リフォームの詳細確認が必要との事から日数が経過し、お話を進められたいとのご要望を頂いたのが今週の事。

書面確認するまで分からない

 

しかし、売主様側から借地の契約書をご送付いただき、契約内容を確認すると売主様と地権者の方との契約書では無かった。前情報と売主様も同じ金融機関にて住宅ローンを組まれており、事前審査もおりていた為、問題が無いと思ってしまっていた。借地契約書の元地権者の方が途中で底地を売却され、現在の地権者に代わられてから新しい契約書の作成がなされておらず、借地の管理会社に確認するも契約書作成にはご対応頂けないとの事

 

建物所有者が変更する場合に借地契約継承の承諾書の作成にはご協力いただけるが、借地権者の方との契約書の作成にはご協力いただけない。非常にもどかしいが、金融機関のご担当者の方に確認すると書面を確認してまたご連絡をいただけることとなった。すぐにT様にもご連絡し、住宅ローンの利用が出来ない可能性が出てしまった事を伝えしつつ、私の確認不足である事も謝罪させて頂いた。課題の多いお取引だが、引き続き最善策を模索して行きたい。

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