悔しさと切なさと、新たな決心と
嶋村 友章
2025.03.25

3年半前にポータルサイトからお問い合わせをいただいたお客様と先日、マンションの内見に行きました。その物件はお客様がポータルサイトから見つけた新着物件で、内見開始日から既に予約が4件入ってました。物件に対しての購入意欲は内見前から高く、実際に見たお客様の気持ちはより買いたいというモードになっていました。そんなお客様に、私はあるとっておきの秘策を提案しました。その内の一つは、申込と同時に売主様に手紙で思いを伝える事です。
他の方の申込も入っているという事から、どちらも快諾いただけ実行に移していただきました。当初、聞いていた予定よりスローダウンした事に違和感を抱えながらの回答の日。結果は「総合的判断により他のお客様になりました。」との返事。負けようがない内容だったので、自社のお客様で決まってしまったのだと思いました。全幅の信頼を寄せて行動していただいた私のお客様に対して、とても申し訳ない気持ちと悔しさが込み上げてきました。「ここまでしても買えないのか」という言葉が、私の胸に深く刺さりました。ルールが変わらない以上は難しい問題ですが、もしもまた同じ状況になったら、他社には真似できない考えを思いついたので実行したいと思います。
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