仲介と買取再販の親和性

ちょっとした気遣い
お客さまのご案内で南千住に行きました。
外はうだるとうな暑さでしたが、土曜日ということもあり駅からすぐのLaLaテラス南千住には人の多さが目立っていました。
ショッピングモール前に停めてあったトラックの移動販売の八百屋さんには、スイカが並べてあって夏を感じました。
そのショッピングモールに隣接するリバーハープタワー南千住は38階建てのタワマンですが、UR都市機構が運営する賃貸マンションという事を知り、585戸が満室だそうでとても驚きました。
待ち合わせ場所であるマンションに着き、お客さまを待っていると、「暑いのにすみません」とお客さまがいらっしゃいました。
私は仕事なので暑さ寒さは関係ないのですが、その気遣いの一言がとても嬉しく感じます。
営業とお客さまという関係の中でも、決して当たり前という感覚ではなく、いち人間として接して頂けるお客さまの姿勢を見て、自分も日々こうありたいと思いました。
内見現場は勉強の場でもある
最初に内見した部屋はリノベーションされている部屋でした。
全体を見て一番気になったのが、玄関側の洋室2部屋が先行配管も見当たらなかったのでエアコンが付けられないのではないかという点でした。
その場で担当の方に電話確認すると、やはり設置できないということが判明しました。
お客さまは「ウィンドエアコンはちょっと…」という事で、検討外になりました。
内装の仕上がりや相場から見た価格設定は良かったので、お客さまも残念がっていました。
次に見た物件は、メゾネットタイプのルーフバルコニーあるお部屋でした。
玄関からは上につながる吹き抜けがあり、とても開放的な空間のある作りになっていました。
先程の部屋と同じ棟内でしたが、こちらの部屋はエアコンの先行配管がなされておりました。
部屋の動線の作りも対照的で、リノベーションを考える上では他社さんの物件はとても参考になります。
お客さまの生の声を聞ける仲介は、買取の仕事を行う上でも親和性が非常に高いと思いました。