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お取引の色合いは十人十色

藤居 琢也 2024.08.31

長いお預かり期間を経て

 

本日はK様ご所有の投資用物件のご決済。ご依頼から1年8ヶ月の期間を経てお引き渡しを向え事が出来た。今だから言えるお話として、約1年前お話がまとまった際に土壇場で「やっぱり金額的に合わないのでもう少し粘って高値で売りたい」と言う事でお話が崩れていた。その際は、1回目と言う事もあり、買取業者様からのお話であった為、お話が崩れた際もそこまでの大事にはならずに済んだ。しかし今回は媒介契約更新後2週間でのお申込

 

売却金額の見直しをして頂き、K様にも確認をさせて頂いた上でのお申込みだった。予想はしていたが、契約の段取りに着手した段階でやはりK様より「金額が」とのお話となった為、流石に満額申込で今回お断りする事は難しい事、1年8ヶ月かけてお話が進んでおり、媒介の際にも何度も確認していた為、万一K様のご都合のみでお話を崩された場合は仲介手数料を申し受ける事などをお話すると「そうですよね。分かりました。」とご理解頂いての契約であった。

 

終わり良ければ全て良し

 

ただ、K様のお気持ちも分からない事は無い。元々、一昨年前にかなり酷い販売方法と家賃の搾取で話題となった不動産屋からご購入されており、そもそも買われた金額が高く、ローンの残債との差額がある為、売却には持ち出し金が出てしまう。しかし、そもそも売却はK様からのご依頼でスタートしたお話。それでも割り切れないお気持ちも分かる。そんな中で迎えた本日の決済ではあったが、最後にK様からは「スッキリしました。本当にいいタイミングでした!」

 

と、ありがたいお言葉を頂けた。その理由は、契約直後に賃借人から退去連絡が来た事、各金融機関の金利が10月に上昇する話がある事、気持ちの整理をつけたかったとの事だった。契約直前は「本当にまとめて良かったのか?」と自問自答した事もあったが、K様も踏ん切りがつかなかった面もあったらしく「一時的な持出が出たけど借金の枠が消えて、事業融資を受ける検討もコレで出来ます。ありがとうございました」と言って頂けた。長いお預かり期間を経た幕引きとなったが、お取引の色合いは十人十色。結果的に良いお取引と出来、色々な思いを感じるお取引だった。

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