指値と国民性

申込からお話がまとまるまで
本日はT様にお申し込みを頂いている投資用物件の価格交渉と契約に向けての話し合い。先週後半に購入申込みを頂き売主様側の不動産会社にメールにてご送付させて頂いて投資用マンション。しかし「確認して、折り返しさせて頂きます」とのご回答から音沙汰が無かった。今週頭に売主様側不動産会社に再度ご連絡をとらせて頂くとどうやら買取再販会社からもいくつか買付が入ったらしく、売主様に確認を行なわれてからご回答を頂くとの事だった。
当然T様も購入申込書を提出してから回答が中々出ない事に「ダメなのでしょうか?他の申込金額が私よりも高いからですか?私が一番手では無かったですか?」と言った不満の声を漏らされており、火曜日、水曜日は不動産会社が休みの為、木曜日にお話を詰めさせて頂くお約束をした。そこから迎えた本日。再度売主側不動産会社に確認させて頂くと値引き金額が大きく、前向きなご回答を頂けていないとのご回答であった。
お盆前の最終契約
実は最初に購入申込みを入れさせて頂く前に物件担当者に実際に値引き交渉で可能性のある金額は伺っており、その旨はT様にもご報告させて頂いていた。それでも一度交渉をして貰いたいとのご要望からヒアリングした金額を下回った申込書面を売主側に提出した経緯がある。申込金額については確かに買主様に決めて頂くものだが、当然売主側にも売却する理由や目線がある。ただ、売主側から「ここまで買上げてくれたら売る」とは言って貰えないことが多い。
買主様によっては不思議に思われるのかも知れないが、これは国民性もあるのかも知れない。そこで売主様側の背景をT様にもお話をさせて頂き、可能性があるかも知れないと伺っていた金額で再度T様に申込をして頂いた。結果、担当者のご尽力もあって無事お話を進めて頂けるお話となった。気付けば来週末にはお盆休みが控えており、重要事項調査報告書の発行期間を考えると休み前の契約には最終期日。バタバタしてしまうが、何とか休み前に無事に契約を進められるように注力していきたい。
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