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営業はストーリーを作る脚本家

嶋村 友章 2024.07.01

肝はエピソードを話せるか

仕入れの営業をしていて物件の情報をもらえるかどうかは、どれだけ相手にインパクトを残せるかどうかだと思いました。
電話営業だと、その時かけたタイミングで割とすぐに物件の情報をもらえることが多いです。
片や飛び込みの営業の場合は、対面で会えるところが大きいのでその時に物件がなくても後から情報を送ってもらえることがあります。
違いを比較してみると、耳で聞いたことよりも目で見た時の方が記憶に残りやすいといった差があるのかもしれません。

人の記憶に残りやすいのは、自分が体験したエピソードがあるからこそです。
「何か」と紐づき「ストーリー」のようにして覚えていることは誰しも経験があると思います。
交流会での名刺交換も、お互いの仕事を話しているだけだとあまり記憶に残っていませんが、話の中に何らかのエピソードがあれば記憶に残っていたりします。

昔と今の自分の比較

会社に飛び込みで訪問される方は多いですが、来る方は何かしらの仕入れ営業をされている方が多いです。
そして、9割がたが条件表などを渡されて、物件の条件を話して終わりです。
事業用地や収益、実需と仕入れでも色々ありますが、聞く方は自分の経験がない限り条件の詳しい話をされてもよく覚えていません。

自分が美容師から不動産業界に30で転職して間もない頃、何もできないのに仕事が成立していた理由を考えると、自分が不動産の話ができない分フォーカスしたのは相手に対する質問です。
そこからの自己開示だった事を考えると、現在は業界に慣れて勝手に判断している面があり、アグレッシブさが欠けていると思いました。
その時と比べても、今では話せる内容や持てる武器も格段に違います。
電話にしても飛び込みにしても、営業をしてただ単に物件情報をもらうことだけが目的になってしまっているというのは、こういう事なんだなと思いました。

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