引寄せの法則
想定外の返事
「居住用マンションの買取をしていて買取の案件はないですか?」と、新規の不動産会社に仕入れの電話営業をしていると、ある方から返ってきた返答は「たくさんありますよ。」でした。
ただの“あります”ではなく、“たくさん”という形容詞がついた返答がきたことは、電話営業をしていて今まで一度も経験したことはありませんでした。思わず、呆気に取られて興奮気味に「ほ、本当ですか!」と聞き返してしまいました。
確認していくと、マンションはマンションでも居住用ではなく、収益用のオーナーチェンジの物件があるとのことで、相手の方が勘違いしていたそうです。
結果的に今回は念願叶いませんでしたが、ポジティブな気持ちは大事だと思いました。
あると思って電話営業をするのと、ネガティブな気持ちで電話をするのとでは、引寄せの法則で差が出ると思いました。
何よりも、気持ち一つで余裕が生まれることが大きいと思います。
久しぶりに頂いた連絡から…
そんな事を考えながら電話営業を終えると、ある不動産会社の社長さんから携帯が鳴りました。内容は、大田区の土地はまだあるかというものでした。
去年の春、交流会で知り合ったその社長さんに、自社で仕入れた土地を一般の方に紹介してもらっておりました。
たまたま条件に合うお客さまがいらしたそうで、私のことを思い出し久しぶりに連絡をしようと思っていただけたそうです。
残念ながら土地は買い手が決まってしまったので、決まるまでの経緯をお伝えしました。
電話がそこで終わってしまってもおかしくなかったですが、その流れで普段の仕事についてお聞きし、買取再販をしているので案件がないか話しました。すると、極上の物件を紹介していただけました。
5分で終わってしまう話でしたが、気づけば20分も話していたので、これも何かの縁だからと紹介していただけたそうです。
改めて、“気持ちの余裕”と“常にアンテナを張ること”は大事だと思いました。