長期間物件をお探しのお客様
結局はトレードオフ
本日は3年前から物件のご提案をさせて頂いているT様への物件のご案内。私が実需用物件の仲介を初めてから最も長くご提案させて頂いているお客様。3度購入申込を入れていただいた事もあったが、割安感のある物件をリフォーム費用を含めた住宅ローンで購入されたいと言うご希望から、事前審査をしている間に現金購入のお客様に取られてしまうと言う苦い経験をされてこられた。また、この3年の間にお子さんのご誕生と言う一大イベントもご経験されて来られた。
今回はポータルサイトで気になられた物件を共有頂き「内見してみたいです。」とのお話から本日に繋がった。ただ、やはり安いには理由があり深掘り調査を進めると自主管理、1970年築、耐震NGの結果が出ており、更に土地の一部が建築確認申請後に文筆されてしまっている違法建築物。幸い、文筆された側の土地はディペロッパーが保有していたものの不動産バブルの崩壊により倒産。
課題の多さが、価格の安さ
結果、管理組合が所有権を買取されており、将来的な建て替えの問題にはさほどなら無さそうだった。しかし、法改正により恐らく容積率をオーバーしてしまっている為、所謂、既存不適格物件。それでも住宅ローンに取り組んでいただけそうな金融機関を探し出して迎えた本日だった。現地にてお待ち合わせし、私は少し早めに到着。一通り建物周囲を確認してみるとピロティー部分が幾つか見つかり、お勧めとは言えない物件。
売主様側の担当者様と名刺交換をすると程なくしてT様もご到着され、居住中のお部屋を内見させて頂いた。結果、築年数の割には天井が高くリフォームを前提とすると自由度はありそうだったが、「なんともと言ったところです」と、前向きなご感想では無かった為、今後の物件探しの方向性についてお打ち合わせをさせて頂きつつお別れをした。またT様によると戦争の影響から「実は私の設計した現場も輸入建材がストップしていて、フルリフォームだといつ終わるか分からないと言う不安もあります」とのお話もあった。
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