長時間の決済を覚悟
目指すはスムーズなお取引
T様にご契約を頂いている投資用物件のご決済を迎え、売主様側からご要望を頂いた。売主I様は個人の方ながら売主側仲介会社のご担当の方でもある。ただ、お取組自体はあまりされた事が無いとのことで、契約時もご作成頂いた重要事項説明書は情報が少なく、また物件自体も自主管理物件であり重要事項調査報告書の自主的なご作成は無い物件だった。そんな事もあり、重要事項調査報告書の聴き取り作成から私が全て担当させて頂いた。
様々な経緯から今回は三為契約となっている。決済日当日に全ての書類チェックと振込手続きを行う場合3者全員分の登記に必要となる書面の確認が必要であり、ご決済場所や振込手続きも分かれる。その為、事前に各当事者様に司法書士への配達記録式郵便での書類のご送付をお願いしていた。また、今回T様に残金のお振込みでお手続き頂く金融機関もアプリからでは振込上限金額がかなり少なく窓口での振込手続きが必要となる為、振込予約などの対応策を考えていた。
お求めなのは安心なお取引
しかし、I様より配達記録式郵便での送付であっても事前に司法書士に決済書類を郵送することは出来ないとのご連絡が来た。そこで、I様指定の司法書士にご担当頂いてお手続きを行えばスムーズかと思いますが如何でしょうか?とのご提案もNGとのお話し。そもそも売買残代金の受取と所有権移転は同時履行の関係にあり、決済日当日も全員に集まって頂くことに変わりは無い。だから問題無いと考えるのが業者の考え。
一方で、I様は不動産会社にお勤めであり、契約担当とは言え、個人の売主様としてみればお気持ちも分からないでも無い。そのような経緯から今回は決済日当日に全ての書面のやり取りを行う事となった。ここで問題となるのが銀行の送金に要する時間。T様も窓口でのお振込みであり、中間者の方はPAYPAY銀行をご利用との事。同行は以前に振込確認が出来るまでに3時間近くの時間を要した経験もある為、全員にそのお心づもりをお願いした。時間はかかるが、安全なお取引に繋げていきたい。
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