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登記だけでは読み取れなかった事実

藤居 琢也 2025.12.19

まずは周辺の確認

 

本日は相続にまつわるご相談でお声掛けを頂いているS様のご実家に訪問をさせていただいた日。普段からそこまで土地勘のある土地ではなかった事もあり、お約束時間よりもかなり早めに近くの駅に到着し、周辺を歩いて回りつつエリアの特性を直に感じる時間に当てた。とは言え元々全く知らないような駅でも無かったが、実際に歩いてみなければわからない事も多く、平日日中の為そこまで人通りは多くは無かったが一定の需要があることは感じることができた。

 

お約束時間の1時間ほど前にS様からお電話を頂け、お仕事も早めに終わられそうな為、ご実家に少し早めに来ても大丈夫とのお声掛けだった。最近では日が落ちるのも早くなっており、実は隣地の土地に関するご相談もあった為、現地が暗くて見えなくては意味が無い事もあり、早めにお仕事が終わられた際にはお声掛けをお願いしていた。お約束時間の30分ほど前には今回のご実家に接する道路の幅員の確認などを行ってからご訪問。

 

聞いてみなければ分から無かった事

 

ご実家にはS様とお母様がいらっしゃり、ご自宅に入れて頂いた。主軸となるのは15年前のご相続と今回財産分与を申し入れがあった事に対する対応についてだったが、S様からは隣地についてのご質問があった。登記を見る限りどうにも分からなかったのがS様のご実家も隣地の土地も20年前に同じタイミングで土地の売買がされており、何故隣地の方がわざわざ建物が建てられない囲繞地をご取得され、放置されているのか?

 

ただ、お話を伺うと合点がいった。どうやら建物自体はどちらも50年近く前から存在したが、元々近隣の大半をお持ちの大地主の方がいらっしゃったとの事。そこから不動産屋が敷地権を買取、それぞれの借地人の方に売り渡された結果だそうだ。なるほど!今回のお話はご相続がメインではあるが、S様としては隣地のいつ崩壊してもおかしく無い荒屋や隣地との境界にある崩掛けの塀についても気にされており所有者様を特定するミッションを頂いた。普段とは違う動きではあるが、これも勉強であり、お力になれる様に尽力してゆきたい。

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